テストを繰り返しているマイクロリアクター。ここ数週間でパワーモジュールM10 GｰSPEC、G16 GｰSPEC、R20 GｰSPECの3種類のパワーモジュールを試した方のご希望で、マイクロリアクターのシングルもテストで貸し出しをしました。テスト車両はジムニーです。
リアクターの威力凄いですね。R 20 G-spec 以上にアクセルのツキがいいです。ジムニー5MTですが、4MTになっちゃいました。比較的傾斜のある坂道発進も、2速で普段より若干長めに半クラ使うことで、あっけなくスタートしちゃいました。 街乗りだと人や荷物を満載していない限り、まず1速は使うことないですね。 それと、エンジンの振動とタイヤのロードノイズが小さくなっているので乗り心地が装着前より、すごく良くなっています。面白かったのは、ステアリング レスポンスが良くなっていることです。ジムニーってステアリングを切ってワンテンポ遅れて車体が動き出す傾向があるんですが、それがステアリング操作と連動するような感覚になりました。コレ絶対に入れたいです。軽自動車であることを忘れそうですよ。約30年前に乗っていたディーゼルのいすゞビッグホーンより遥かに速くて快適で。絶対、リアクターは欲しいですよ。クルマやバイクを乗り換えてもそのまま使えますからね。
オービトロン マイクロリアクターは、パワーモジュールとは全く異なる性能を実現しています。またその構造から仕様の変更が可能です。レースの場合はその車体やエンジン特性に合わせて、出力の変更も可能です。マイクロリアクター デュアルは、レース専用品として当社がサポートする選手に供給されています。
パワーモジュールがそのエンジンにコアを使っているのと異なり、マイクロリアクターではストーンを使っています。残念ながらエネルギー発生材料であるストーンは、これ以上製造することができません。このためストーンを使うマイクロリアクターを製造できる個数に限界があります。ストーンの製造が可能であればマイクロリアクターの製品化の可能性はありますが、現在のところは在庫限りで、無くなってしまうと製造ができません。当社は今後もこのストーンの量産の可能性に挑戦していきます。
＊オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。車やバイクを 今よりもっとワクワク楽しく！ランドマスターは、静電気低減技術「オービトロン」の開発メーカーです。
