今回発売されたオービトロン リアクターナノ1に限らず、パワーモジュールやマイクロリアクターでも、その性能を上げるのにフェライトコアの追加は効果的です。フェライトコアは現在サイズ別にノーマルとG-Spec、それから限定品のPROがあります。写真のものはフェライトコア7 G-Specを装着しています。1個装着の場合は、できるだけ端子に近いところに装着すると効果が大きくなります。
こちらはフェライトコア7を3個装着した写真です。2個付けの場合は端子に近いところと本体に近いところに、離して装着すると効果が大きくなります。3個付けの場合はケーブルに均等に装着すると効果的です。4個付け以上は、コストの割にそれほど大きな効果が期待できませんので、3個までが推奨です。
こちらは、ケーブルにフェライトコア13 G-Specを装着しています。しかしフェライトコアの部分をよく見てください。ケーブルがループされています。7を普通に装着するよりもループ巻きの方が効果は高いですが、たるみができないように固定する必要があります。この場合は大回しでテープやタイラップで外から固定する方法をとると良いでしょう。
さてフェライトコアの種類ですが、ノーマルタイプは水に強いので、マリンスポーツ系のヴィークルにも使用できます。G-Specは腐食性の金属を使っていますので、水分を嫌います。ただしオートバイでの長期にわたる実験では腐食は見られませんでした。ただループ巻きは空間ができて水の侵入を許してしまいますので、不向きですね。自動車のボンネット内やトランク内ではほぼ問題ないと言えるでしょう。オートバイでも高圧洗浄機での洗車や水没してしまうような場所でない限りは、ループ巻きでなければ大丈夫でしょう。
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